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千葉日報に展示の記事を掲載していただきました!

千葉日報 2023年8月16日付 美術面の記事
千葉日報 2023年8月16日付 美術面の記事

 

千葉日報2023年8月16日発行の紙面に千葉市民ギャラリー・いなげ にて開催された「創造海岸いなげ展」の記事を掲載していただきました。

 

記事を転載させていただきました。

 

『平和が訪れた「塔」

松戸出身の画家、原太一(40)は、ウサギ(ギアス氏)と相棒の犬(ジョン)による旅を描くシリーズを手がける。このコンビはゴッホやフェルメール、カラヴァッジョなどの名作の世界に登場し、ユーモアのある画面をつくり出す。

「After the Rain」はブリューゲルの「バベルの塔」から着想を得た作品。バベルの塔は人間の業への戒めや文明批判の意味が込められることが多い。この塔を題材にすることについて、原は「核兵器や人工知能(AI)を巡る最近の動きを見ても、このままでは(現代文明が)危ういとの思いがある」と説明する。

 前作の「Once upon a time」(茨城・笠間日動美術館蔵)では塔の上部が爆発する様子を描いた。隠れて爆発の様子を見ているウサギに「どうすることもできない」志井の私たちを重ねた。

 今作は、時が経過し平和が訪れ、遺跡のようになった塔を表現した。ウサギはクジラに乗って観光地となった塔を見上げている。

 増田瞳学芸員は「千葉ゆかりの作家の新鮮で多様な表現を発信する展覧会。夏休みの機会に、普段はギャラリーを訪れる機会の少ない若い人に足を運んでほしい」

と来場を呼び掛ける。

(伊藤幸司)』

 

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